昨年は11月に文学作品の展示即売会、文学フリマ東京37に行った。大学生の文芸サークルを求めていたため、Webカタログで「小説 その他」のカテゴリーを見て、回るブースを決めていた。文芸部ならジャンルは雑多だろうと思っての事だ。
がっ、後から見てみれば「小説 ミステリー」のジャンルにも大学サークルが複数あったのだ。しまった、そっちはチェックしてなかったなと後悔。
もう一回、行ってみるかと12月1日、文学フリマ東京39にも行ってみた(春の東京38は都合が悪くて行けず)。
会場は今回から東京ビッグサイト。それまでの会場、東京流通センターでは狭くなり、ビッグサイト(西3・4ホール)での開催となった。なお東京38からは一般入場が有料となっている。今回も同額の1,000円だ(18歳以下は無料)。
会場に着いたのは12時開催より15分くらい後。入場は並んでた。有料になっても、けっこう人いるじゃん。30分ほど並んで入場。さてとチェックしておいたブースを回るのだが、前回同様、文字が小さすぎる本、字間・行間が狭い(あるいは変に広い)、読みづらい本は避けた。
他人に読んでもらいたいと本を出すのなら、内容以前にまずは読みやすい本を心がけるべきでは? と思うのだが、それを考慮しない創作者は一定数いるのだなと思う。え? 老眼じゃない、若い人にだけ読んでほしい? いや、一般書籍に比べても小さい文字の、あったよ。見本にできる書籍なんて世の中にはいくらでもあるのに。本にして出す以上、創作者であると同時に編集者でもあるのだから、読者の読みやすさを考えてもいいと思うのだけど。こっちはお金出して買うんだから。
奥付けの無い本も避けようと見本誌で確認したが、今回チェックした本は、みんな奥付けあったな。これは良し。
作者の人と話をしながら本を買えるのって、楽しいね。昨年夏のコミケはトーク・ショーが目的で本は買わず、同様にコミティア145では目当ての本は完売してて、ブースにいらしたのは作者ではなくご友人。他に買ったものは同人誌じゃないし。
だから私、作家側と話しながら買った本って、文学フリマでだけなんだよね。
面白いなあ、なんて楽しみながら買い物してたら、どんどん本が溜まり、入場時にpixivから無料配布されていたバッグはギッチリになってしまった。帰りは、ひたすら本が重かった。重い荷物抱えて、他にどこかへ寄る気も起きなかった。
10,000円以上、使ったな。15,000円はいかなかったと思うけど。ほら、本に価格は印刷されてないし、レシートがあるわけじゃないし、2冊買ったら割引、みたいな所もあったから。正確な金額は、わかんない。帰ってから数えると29冊あった。うち1冊は無償配布だったので、28冊購入したわけだ。
とりあえず気になった本2冊は読んだが、残りを読むのはしばらく先だな。
なお来場者数は出店者4,026人、一般来場者10,941人、計14,967人だそうだ。
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