タイトル通り、不愉快な事が起こった。私はイラストをpixiv(ピクシブ)に投稿している。なぜこのブログ内ではなくpixivなのかと言えば、ウラシマン(の悪役ネクライム)の二次創作であるためだ。
私は健全なイラストしか描かないが、ウラシマンのキャラクターを描いている二次創作である事に変わりはなく、原作へのごめんなさい感があるので、一般人の目に触れにくいpixivに投稿している。
自分のX(旧Twitter)アカウントには、描いてる途中のイラストの部分をUPした事はあるが、それが何であるのかはわからないように部分のみの掲載にしている。
完成したイラストをXに載せれば、より多くの人の目に触れやすいとは思うが、二次創作であるがゆえに、それは避けたいとの思いがある。
だのに! Xで私のイラストが無断転載されていたのだ。えっ? という感じ。未来警察ウラシマンは40年以上経てもマニアックに人気のあったアニメで、時おり誰かしらのポスト(旧ツイート)がある。私は常に同志を求めているので、日常的に「ウラシマン」でポストをチェックしているのだ。
1. 11月22日 深夜、無断転載を知る
アニメの悪役集団に関するポストへの返信として、ネクライムと答えるポストがあり、文章の下に私のイラストが無断転載されていた。クリスタル・ナイツ・ネクライムご一同の集合のやつ。
おそらくはpixivのイラストをスクリーン・ショットして転載したのだろう。4桁の数をフォローし、それより少し少ないくらいのフォロワーがいる相手だった。
すかさず、無断転載された時にどうするのかをネットで検索してみる。
こちらの記事が参考になった。ありがとうございます。
X(Twitter)で無断転載されたらどうする?実際に通報した結果を公開
記事の中にある、著作権申し立てフォームへのリンクを開いてみる。うーむ、どうするか。自分は二次創作だしなー、との思いがある。
2. 問題のポストから報告する
とりあえず、Xの問題のポストの右上のマークをクリックして、
「ポストさんを報告」
↓
「プライバシー 個人情報を共有している、個人情報を共有/公開すると脅迫している、合意のない私的な画像を共有している、Xで公開したくない私の画像を共有している」
↓
「Xで公開したくない私の画像/動画を共有している」を選んだと思う。
3. 11月22日 0:13 Twitter Supportから日本語の返信来る
要約すると、
「報告は受領したのでサポートチームがお手伝いします。まずはじめに、追加の情報が必要です。この情報を使って報告を調査し、できる限り早急に処理します。アップロードリンクから書類をアップロードしてください。
必須: あなたの政府発行の有効な顔写真付き身分証明書 (運転免許証またはパスポート) のコピー。云々」
一瞬、最近流行りの闇バイトを思い出してしまった。免許証のコピー? このメール、本物か? 指定されていたリンク先のURLを開くと、英語だった。日本支社じゃないんだ?
URLを見たところ、本物のようである。偽情報をはじくために、本人確認したいんだろうか。気になりつつも、運転免許証をUPした。
3. 11月22日 1:00過ぎ 著作権申し立てフォーム(知的財産権に関する問題のヘルプ)に報告
しかしながらも、やはり落ち着かない。やはり申し立てフォームの方からも申請すべきか、と思い直した。二次創作であっても描いたのは私だし、このイラストの著作権者は私である。
必要事項を記入し、記入必須となっている会社名や役職は「個人なので無い」とした。著作物はpixivのイラストの該当ページのURLを記入し、転載されたポストのURLを記入する。理由を書いた後に、すでに問題ポストからも報告した事、その返信メールにあった受付番号も書き添えて送信。
4. 11月23日 1:09 Twitter Supportから英文の返信来る
5. 11月23日 2:52 Twitter Supportから英文の返信来る
「著作権侵害のご申告を確認し、ご申告いただいたコンテンツを当サイトから無効化したことをお知らせいたします。なお、すべての場所でコンテンツが表示されなくなるまでには、時間がかかる場合があります。」
やったー! と、思ったら、
6. 11月23日 8:55 Twitter Supportから日本語の返信来る
「ご連絡ありがとうございます。ご報告いただいたコンテンツを調査した結果、Xルールへの違反はありませんでした。 従いまして今回講じられる措置は特にありません。云々」
⋯⋯なんだとう?
7. 昨夜11月24日深夜、問題ポストは削除されていた
やったね! 問題のポストは削除されていた。なお転載者本人のアカウントは凍結される事はなかった。
そもそもネット上で「無断転載された」という話は多けれど、「無断転載した」側の話は無いので、どういう形の元に削除されたのかは不明だ。Xから転載者への警告があって、該当ポストに「著作権者からの報告により画像は表示されません」と表示されるのが嫌で自ら削除したのかもしれない。
とにかく今回わかったのは、
該当ポストから直接報告するのではなく、先に紹介した記事内にある著作権申し立てフォームから申請した方が、ちゃんと対応してくれる、という事だ。
Xのサポートに申請する他に転載者に直接、記事を削除依頼する形もある。紹介記事の著者はそれをやっていらっしゃる。しかし私はそれはしなかった。だって、どうして無断転載した相手に「削除をお願い」しなきゃならんのん? 関わりたくないわ。
まさか自分のイラストが無断転載されるとは思わなかった。万が一の悪用防止のために、イラストは完成品より画素数をかなり落としてUPしている。モニターで見る分には問題の無い程度だ。しかしこれだけではダメなんだな、今回のように。
ウォーターマークなどで自分のサインとかアカウント名を入れなきゃ、ならんのか。絵の中に入れるの、嫌だなあ。面倒だし。しかも修正した絵を入れ替えするには、pixivを一時的に有料登録にしなきゃいけない。でもやらんとまた誰かに無断転載されるかも。
泥棒対策に防犯グッズを付けるのと同じだね。自腹を切らないと。
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