創作物を公表してみれば、他者の感想が知りたくなるというのは当然なわけで。当初は自分のために書いた二次小説でも、他者が読んだらどう感じるのか、知りたいと思う。
さりとて、オープンなTwitterで宣伝する気は起きない。日本で二次創作は、親告罪とは言え、法的には著作権の侵害になる。ただ現状は権利者もすべての作品を告訴するわけでなく、「お目こぼし」ゆえにコミケ等のイベントにおいて大量の二次創作物が頒布されている。
私としてもオリジナルの製作者の方々に申し訳ないという気持ちが強く、こそこそっと公表しているわけで。
(Twitterでウラシマン関連のツイートには「いいね」をしているが、単順にアニメ動画を違法upしているYouTubeには「いいね」してない。それはダメだ。二次創作ですら、ない。無料でYouTubeを見せてしまうと、サブスプリクション等でオリジナルにお金が落ちる可能性を潰す)
自分がウラシマンの感想記事をひたすら求めてみたように、どこかにいるウラシマン(のルードビッヒを)好きな誰かが、検索でブログにたどり着いてくれないかなーと言う、非常にニッチな、受け身の姿勢。
そんな状態で、他者の感想をもらう以前に、そもそものアクセス数が微々たるもの。40年近くも昔のアニメだしね。作品が好きでも二次創作物に興味を持つとも限らないし。私自身、好きなアニメやマンガがあっても、二次創作を見たいとは特に思わない。オリジナルで十分。いや、ウラシマンだけはそうじゃなかったんだけど。愛が溢れちゃったんで。
二次小説を読んで欲しいけど、大っぴらな宣伝もしたくない、ジレンマ。
1. pixivにイラストをupしてみた
というわけで、イラストやマンガを中心にしたSNSのpixiv(ピクシブ)にイラストを投稿してみたのが5月。頭の中にある、自分の二次小説の場面場面を描いてみる。まあ、pixivは閉鎖されたSNSでは無いし、検索で引っかかりはするんだが。木を隠すなら森の中、では無いが、二次創作物がワサワサあるpixivなら、自分の罪悪感も薄れると言うか。
ちょうど個人的に精神的ダメージがあった時でもあり、久しぶりに描く事で、いささか癒された。もちろん、pixivのプロフィールにはこのブログのURLと二次小説の事を記しておく。とは言えpixiv内でもウラシマンのジャンル自体がマイナーだ。古いアニメだし、イラスト・マンガ・二次小説の全部を含めても作品数は160と少し程度なのだ。
そんな事を3ヶ月ばかりやってみた結果、ブログにアクセスが増えたかと言えば、期待したほどでは無い。イラストの閲覧数に比較してみれば、微々たるものだ。pixiv内においても小説は閲覧数がグッと少ないそうなので、まあそうなるんだろう。
そして⋯⋯まともに読まれていない⋯⋯悲しい。最初のページのみのアクセスとか。2回の短編だって、読むの初回だけかい!
理由を考察してみる
前提:イラストから、わざわざ二次小説まで見に来るんだから、ウラシマン好きな人ではあると思う。
1. 文体が固い。私の書くの、ライトノベルじゃ無いしね。地の文多いし。
2. 期待した内容では無い。(バトルとか、メカっぽいのとか)
3. 内容がつまらない。(痛い、胸が痛い!)
おまけ:
なぜか、アメリカ人の方からTwitterの方に感想が届いた。見ず知らずの人からの感想は初めてで、それが外国人というのは、さすがに想像していなかった。会員の4割が海外というpixivならではか。
ウラシマン好きな人だが、彼の好きなキャラクターは私とは別。しかし二次小説のあとがきは3本とも読んでくれたようだ。その結果、私のアイデアを誉めてくれた。これはこれで嬉しい。ウラシマンのアメリカ事情を情報交換させていただいた。
2. 弓のイラストをupしてみる
とりあえず、思い描いていたイラストは描き終わった。チラチラとイラストへのアクセス数を眺める日々。と思ったら「今日のお題」が「弓」である。弓か、弓ねー。
昔描いた、ペンギンが弓を引いているイラストを手直ししてupしてみる。これはオリジナル。当然、イラストに付けるハッシュタグもペンギン、弓、アーチェリー、になる。弓はファンタジー系の創作ではメジャーな武器だし、見栄えもする。弓のイラスト数は多い、つまり見る人も多いと言う事。
このイラストから作者をたどってくれて「ああ、ウラシマン。懐かしいな」とか「ウラシマン、へえ、どんなんだろ」と興味を持ってくれるかもしれない。その結果、このブログまで来てくれるかも?と言う、婉曲な宣伝にはなる。なると、いいな(^_^;)
3. 4コママンガを描いてみる
前述の外国人からの閲覧も考えて、英語バージョンも作った。しかし書き文字(擬音語など)は、どう訳していいのかわからないので、そのまま。
4コマのネタは、あといくつかある。そのうち描くだろう。
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