1冊だけの同人誌

2023/03/25

雑記 - 創作関連

 少し前、印刷所を経て制作する同人誌が、1冊でも可能だと知った。1冊だけ、という事はつまりは自分のための記念本だ。なるほど、それは面白いかもしれない。他人に頒布する予定の無い、自分のためだけの本。
 私は本もマンガもデジタルではなくアナログ派なので、自分の書いた物も縦書きの本にしてみたい気持ちはある。現状、ブログは横書きで、可読性を求めてフォントはゴシック体だが、本にするなら縦書き、明朝体にしたいよね。
 無論、ウェブサイトやおそらくブログでも、縦書き表示にする事は可能だ。コード改造してみればいいんだから。しかし紙とデジタルデータとでは使いやすさと視認性が変わると思う。縦書きのウェブサイトを見た事があるが、なんか使いづらかった。パソコンでは上下にスクロールしてきたのが通常だから、左右になると使用感が変わる。
 ゴシック体にしているのは、私にとってはその方が見やすいから。モニター上の明朝体は読みづらい、と感じる。この辺は好みもあるかもしれないけど。

 同人誌、19か20歳の頃、文字サークルの仲間達とコピー本を作った事はある。持ち回りで編集長を務め、3号くらい出したか(処分したので現存せず)。主にエッセイか詩か、作品研究的なのもあったか。作ったのは20部、いや15部? 記憶不明。参加各人の他に数部が友人・知人に。コピー本だから、当然自分たちでコピーして製本するわけで、印刷所を利用してない。

 1冊だけの同人誌、で検索するといや、いろんな印刷所が出るわ、出るわ。結構需要あるんかね? 昔はオフセット印刷しかなかったけど、現代ではオンデマンド印刷で少部数でも比較的安価に作れるらしい。手に取れる形にしたい、というのは創作者の欲望なのかもね。
 へえええーと、ながめながら「A5版で2段組、1ページ1000文字入るとして⋯間にイラスト入れてぇ、4コマまで入れると200ページくらいかあ」と計算してみたりする。頭の中にある、後日談の数ページのマンガも描きたいな。

 いや、想像だけよ、想像だけ。今のところは。

 まあ、そういうのも悪くないな。「私が死んだら、同人誌は棺に入れてね」と残しておかないといけないが。
 私が二次小説を書き始めた頃、友にそれを話したのだが、
「まさか、薄い本とか作って、コミケに出したりしないよね。私を売り子に巻き込んで」
 と、言われた。薄い本? 同人誌の事か。(友も青春の頃、友人達と共にコピー同人誌を作っていた。そういや、あれって何の同人誌だったっけ。今度聞いてみよう)

 友よ、大丈夫だ。頒布しないし、私の本は薄くならない。(笑)

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