自分でやるようになって、気づく事。
リアルサイズのキャラクターで４コママンガって、ホント難しい！
私は現在pixivに、イラスト、短編小説（このブログにあるやつを再掲）、４コマを掲載してる。ほぼ、ウラシマン（ネクライム）ね。そもそも目的は、このブログの二次小説を読んでもらうため。世界のどこかにいるであろう同士に、読んでもらいたいため。
しかしながら二次創作であるがゆえに、大っぴらに宣伝したくない。私としては二次創作を始める事自体が、精神的にかなりハードルが高かった。ごめんなさい、ごめんなさい、勝手に翻案しちゃってごめんなさい、というのが本音。
ひっそりと、だが同士には届いて欲しいという、二律背反。
しかし小説というのは、なかなか届きにくい。個人ブログだから、なおさら。文章だから、読まないとわからない。そのとっかかりとして、pixivにイラストを投げてみる。短編を投げてみる。日本という国においてすら「ウラシマン」はマイナーだ。すでに今年で40周年、テレビ放送のみで、映画もOVAも続編もリメイクも無い。
知る人ぞ知る、のアニメなわけで、好きな人はそれなりの数はいる。だが、その中でも二次創作を好む人はうんと少ない。そう、pixivの中でウラシマンを検索しても、渚のように静かなジャンルですよ。
ワールドワイドに打って出るしかない、と私が思ったのは、そんな静かなジャンルだから。
イラストはチラ見で終わってしまう。マンガなら読んでもらえる分、少しは興味を湧き立ててくれるかも？という思惑。
知ってる人は懐かしさで、知らない人はオリジナルアニメに興味を持って、配信で観るかもしれない。ウラシマンは多言語でも配信されているから。（過去記事「Rock'n Cop とか Super Durand とか」）
その結果、このブログまで来てくれないかなーと。ああ、湾曲すぎるが、私の願いはそうなんですよ。
で、描くマンガは上から下への４コマに。一番オーソドックスであろう英語版も作成。日本のストーリーマンガの形式だと、読み方がわからない人がいる可能性のため。小ネタのコメディ調にするし。
でもキャラクターは、コミカルな二頭身や三頭身のミニサイズでは無く、リアルサイズで描きたい。だって、リアルなルーちゃんやミレーヌ様が描きたいんだもん！
どのくらい前からかな、リアルキャラクターで４コマって、商業誌でもあるよね。私が買ってるのは「月刊少女野崎くん」くらいだけど。アニメが面白かったので、原作を買うようになった。
可愛い少女に興味の無い私だが、ヒロインの千代ちゃんがお気に入り。とにかく可愛い。自分の欲望（恋心）に貪欲な姿が、嫌味なく、可愛い。読んで無い方には、お勧めしたい。
で、冒頭の文章になるのよ。自分で描いてみると。
１ページに１本の４コマだから、横長のコマになる。リアルキャラで描こうとすると、その中に上手く配置するのが難しい！ 複数人だと構図を上手くしないとコマに入りきらない。顔のアップだけじゃ、話にならないからね。普通にストーリーマンガにコマ割りした方が、だんぜん楽だ、と気付く。
ストーリーマンガなら（アクションシーンで無いなら）１ページに４コマは少ない方だ。もっとコマ数を増やして、セリフも色々入れられる。だが４コマしか無いと、その中に入れるセリフを考えないといけない。長々としたセリフだと絵のスペースが無くなるし、文字の塊になってしまい、絵面のバランスが悪い。
なるべく無理なく、かつ意味が通じるようにセリフを考えないといけない。しかも英訳すると英文が長くなる！ 日本語のように省略できないから。
あっ、リアルキャラの４コマ、こんなに難しかったんだ。読んでる時には気づかなかったよ。そして「野崎くん」を読み返したりする。ああ、上手いな。
何事も、見てるだけじゃわからんよな。うん。
追記：そういえば「野崎くん」の14巻を読んだ時は、焦った。というか笑った。自分が描いたイラストと同じ椅子が、喫茶店のシーンで出てきた。うわっ！ ネットで調べて描いたやつだけど、やっぱ作家さんも同じように調べて描いてるんだろーな、と。
出所（ネット）が一緒だから、対象物が被っちゃうんだな。
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