ウラシマン40周年だって

　未来警察ウラシマン、今年でTV放送40周年。まあ私が観始めたのは13話からだけど。40年か。長いようであり、短いようでもある。人生なんて、あっという間よっ！
　1983年1月9日が放送開始という事で、前後にはTwitterにファンのツイートが流れた。少し前まで有料放送のAT-Xで再放送していたせいもあるかもしれない。
（でもAT-Xって月額1,980円もするから、加入してるのはかなりコアなマニアだろうな。私は値上がりしても月額550円のdアニメストアで十分だよ）

　今観ても色褪せない、オープニング、エンディングのスタイリッシュさ。男性からの評価はマグナビートルやマグナブラスター等のメカがカッコいい、アニメとしての動きがいい、とかだね。女性からだとお気に入りキャラクターへの思い入れ、が多いかな。
　アニメーションの技術云々に関しては、私はよくわからない。漠然と「動きがいいなあ」と思う程度で。昔、自主制作アニメ、友人のペーパーアニメの動画をちょこっと手伝ったとか、また別の友人のセルアニメの色塗りしたとか、声当てたとか、その程度しかないので（8mmカメラの時代よ）。商業アニメのスタッフ名なんてよほど有名じゃなきゃ知らないし、覚えないし、気になるのはストーリーだもん。かといって脚本家の名前を覚えてるわけでもないが。

　ともあれ、そんなに多くは無いがツイートを眺めていると、またムラムラとルードビッヒへの感情が重症化する。ため息出るわ。
　思うに、フィクションの特定キャラクターに惚れたのって数少ないと気づく。色々と作品は面白い、キャラが好き、とかはあっても惚れるほどにはならない。
　やっぱねえ、アニメは「声」があるわけ。これがイケナイ。より生身に近くて、ゾクゾクする。ああ、塩沢兼人さん。ほんっと、完璧。もちろんミレーヌの北浜晴子さんも最高にクールよ。モロ、私好みの美女ですわ。絵と声とで、キャラクターそのものが好きなの。
　んで、再びネット検索しまくる。どこかに、どこかに、ウラシマンの二次小説ないの？ 自分で書いて、描いただけでは物足りない。他人様の書いた「物語」が読みたいのよ。
「他人が描いた推しからしか摂れない栄養素がある」と、カレー沢薫氏もおっしゃってるではないか。（カレー沢薫の創作相談より）
　複数の検索エンジンを使い、検索ワードは日本語のほかに英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語も使っても、やはり新たな発見は無かった。
　やっぱ古すぎるのかー。TV放送のみで、映画もOVAもリメイクも無い、マイナーアニメなのは分かってるけどね。（でもリメイクされたら、それはそれで複雑な心境）

編集者に言いたい。タイトル小さすぎる！

　昨年秋に出版された「タツノコ60thアンソロジー」、歴代タツノコアニメの公式二次創作マンガ集、良かったな。なんせ、なかむらたかし氏の描くウラシマンありましたからね！ ウェブ発表時にも読んだけど、当然購入。なかむらさんの絵がいいよね。上手いなあ。ルードビッヒ達の出番は無いけど、面白い。
　アニメのリュウの性格からして、その展開になり得るだろうか？という疑問はあれど、あれはあれで楽しめた。
　ウラシマン、キャラクターデザインがなかむらさんじゃなければアニメを観ていなかったかもしれない。絵柄の好みって、あるじゃん。あ、いや、塩沢さん目当てで観てた可能性はあるか、うん。

　地上波で再放送してくれないかな。新たなファンの獲得のために⋯⋯。

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