ウラシマンでTwitterをさかのぼ

2023/02/14

ウラシマン関連

 先の記事に書いたように、新たな未来警察ウラシマン関連の記事が見当たらない。と、と、気づいた。まだTwitterを調べて無かった事に!
 よし、調べよう。何か手掛かりがあるかもしれない。

 Twitterは2006年7月にサービスを開始なので、日付を指定して「ウラシマン OR urashiman」でツイート検索。最初のうちは1年刻み、2012年あたりから3ヶ月刻み、じきに1ヶ月刻み⋯で、自分のTwitterアカウント開設の2021年11月あたりまで延々、過去を遡ってみる。
 ところで⋯⋯「久しぶりで浦島太郎の気分だ」の意味で、「久しぶりでウラシマンだ」という内容のツイート、多いね。この言葉の使い方、いつから? アニメの影響なのか?  私にとっては、なかなかの検索妨害であった。
 意外と多かったのが、ウラシマンを「ヤッターマンシリーズ」だと思っている人。いや、それ違うから!
 関西圏では、その昔たびたび再放送があったらしい。えー、いいなー。私は東日本だから、再放送なんて記憶に無いよ。
 そして少年チャンピオンで連載していたマンガは、原作じゃないから! アニメのコミカライズだから。アニメ放送に先駆けて連載していただけで。内容はだいぶ違うようだけど。

日付指定で検索

 さて様々な人がツイートした内容、時系列に書き出してみる。

2013年あたりに次々と配信や再放送があったらしい

 1992年8月にレーザーディスクBOX、2001年3月DVD BOXが発売されていて、マニアな方は購入されているようだが、なかなかのお値段だからそもそもウラシマンを好きな人が購入するのであって、一般的には視聴は難しかったと思う。
 が2012年の11月28日にブルーレイBOXが発売、それと前後するようにニコニコ動画で1週2話無料配信があった模様。これで初めて視聴した人もいるようだ。なお終了後に今度はHuluで配信、また首都圏ローカルではあるが地上波の東京MXで再放送!もあった。その後は関西圏での地上波再放送、ニコニコ生放送での配信、と2013年ごろ怒涛のように配信や再放送があったんだな。う、私は気付かなかった。アニメ系の情報なんて調べてなかったもん。

 ヨーロッパに比べて放送の無かったアメリカでも、2014年1月には公式のウラシマン吹き替え配信も始まっている。(それまでは有志による字幕版があった、とアメリカ人のウラシマン仲間に教えてもらってはいたが)

アニアカの1983年ランキング5位だった

 2013年から続くNHK-FMの「アニソン・アカデミー」、アニメソングを中心のラジオ番組。私は家にいる時は聞いている。番組は土曜の午後なので、出かけている事が多く、必ずしも聴取してるわけでは無い。がっ、2016年1月23日には1983年のランキングをやってたのねー! 募集期間を決めて、リスナーからのアンケートでランキング!
 その結果
 1位:ボトムズOP
 2位:バイファムOP
 3位:ダンバインOP
 4位:モスピーダOP
 5位:ウラシマン挿入歌(Crystal Knights NECRIME)
 6位:オーガスOP
 7位:ドルバックOP
 8位:モスピーダED
 9位:イタダキマンOP
 10位:プラレス三四郎OP

 10の内、6作品がロボット物よ。時代ですねえ。私はボトムズ以外は観た事、無いや。でも1位は納得する。「炎のさだめ」いいよね。モスピーダはオープニングもエンディングも両方入ってる、すごいな。その中で、なぜかウラシマンだけは挿入歌! クリスタル・ナイツ・ネクライムですよ! ルードビッヒ様ですよ!
 ウラシマンはOP曲もED曲も、どちらも素敵で、そういったツイートも多いのだが、なぜこの曲? いや、私は一番好きだけど。
・OP曲もED曲もきっと上位に入るだろうから、ネクライムをリクエスト。
・ルードビッヒファンの女性が組織票のごとく、リクエスト。
 なんて所だろうか? 結果、最高だよね!と言っているOP曲・ED曲どちらも20位にも入っていないという(^_^;) いいのか?

マグナビートルのダイキャストモデル

 2017年9月にはホビーメーカーの(株)アクアマリンがダイキャストモデル1/24マグナビートルを予約開始。フォルクスワーゲン公認ライセンス商品ときたもんだ! マグナビートルはファンが多いからね。19,800円だったかな。発売は2018年5月。
(その後2020年8月3日にアクアマリンは自己破産申請。倒産しちゃったのね)

 それにしても皆さんのツイート、古いTVアニメだし、かなりの確率で「知らないだろうけど」「知ってる人、いるかな」「自分のフォロワーは知らないだろうけど」等の前置き付き。なんだろう、孤独なウラシマンファン。でも、あなたはひとりじゃないわっ、他にも同じ思いのファンはいるのよ。
 その証拠に、2021年の冬コミケで大野和寿さんが頒布したウラシマン同人誌は、10時開始から1時間もせずに50冊完売しちゃったじゃないの。反響の多さに後日、再販されたくらいで。

リメイクあるんだろうか

 それにしても、ウラシマンをリメイクして欲しい、あるいは実写化でもいいんじゃないか、という声も多くあった。その際に主人公のリュウとフューラーの関係を「当初のプロット通りで」という注文付きで。
 うーん、私はアニメの終わり方でいいと思ってる。まあ同じ傷跡の無理矢理さはあるけど。当初のプロット通りにした場合、リュウの性格を変えざるを得ない。おちゃらけで陽気な愛くるしいキャラクターでは、フューラーには成り得ないと思うから。人の性格は環境によっても変わっていくが、根本的な気質は変わらないと思う。リュウをもっと冷静なタイプにしないと、整合性が取れない。
 そしてリュウのキャラクターが変わるという事は、作品自体の色も変わってしまう。だから、私はあの終わり方でいいと思うんだが。

 リメイクはして欲しいような、欲しく無いような。絶対、曲は変わるでしょ? キャラクターデザインも変わるでしょ? 当然声優も変わるわけで。上手くリメイクしてくれるんなら、いいかな。そうだよ、監督は一番のファンを公言してる大野和寿さんで!
(あ、でも権藤警部の娘の件、もうちょっと話は考えて欲しい。子供を人質にしてって、セコい、美しく無いよ。悪の美学に反しまっせ)
 声優は上手い人が演じれば、いいと思う(でも塩沢さんのルードビッヒは永遠)。ただキャラデザインが変わると観ないかも。「銀河英雄伝説」はノイエの方は、のぺっとしたキャラが好みじゃ無かったので初回のみで、あと観てない。

 とまあ延々と古いツイートを眺めてきたわけだが、当初の目的、ウラシマン関連の文章に繋がる情報は⋯⋯ほとんど無かった。リンク切れならWayback Machine(ウェイバック マシーン)使ったりもしたんだが。未見のイラストはそこそこあったので、保存するなりブックマークしたけど。イラストと違って二次小説書く人は、圧倒的に少ないんだな。
 感想・考察系すらも若干程度で、しかもアニメ制作についてで、監督が、原画が、動画が、とかの内容だったりして、私が求めている内容じゃないの。
 でも一応、リンクは貼っておきます。


ウラシマン4話 2012/10/05(工作室 ときどきうまくいく)



 私が求めているのは、ストーリーやキャラクターへの考察とかなんだよね。残念ながら、新しいものは見つからなかった。他の人がどう解釈してるのか、それが読みたいんだ!
 リンクした上記の3サイト、制作側についての云々を語っているのはおそらくは男性ではないだろうか? 今まで私が「ああ!」と共感した考察系の作者は、おそらく女性だと思う。サンプル数が少なすぎるので偶然でしかないのだが、なんとなく性差による興味のあり方の違いを感じないでも無い。

 大量のツイートを読み終えて、自分の書いた物がニッチ過ぎる事だけは再確認した(笑) 同傾向のツイートなんてほぼなかったもんな。求む、同志。
 それから、まだまだ欲しいアニメ雑誌がある事に気付く。放送終了後の1984年でもウラシマン特集あったりする。まだ1983年のマイアニメも全部そろってはいないというのに。当時のアニメ誌、種類多過ぎ! マイアニメ、アニメージュ、ジ・アニメ、アニメディア、アニメック、OUT、ふぁんろーど。子供がわさわさいた時代とは言え、多いわ!

 ところで最近のツイート検索しても、自分があきらかに「いいね」してるはずなのに、それが消えてる。リツートしたのは表示されてるけど。なんで「いいね」消えてるの?
小説の匣

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