絵を描く参考にSweet Home 3Dが非常に役に立っているわけだが、そもそも人間の見た物と、カメラの写した写真とでは見え方が違う。どんな見え方がベストだろう、と考えたりしている。
このソフト、3Dビューは「上から」と「仮想的な観察」の2種類がある。
今回は墓地の図面をサンプルにする。どんな場面か? やだなあ、聞かないでよ(笑)
3Dビュー:上から
全体:上から、にすると部屋全体が見られて、3Dでグリグリ角度を変えられる。
十字架はソフトにこのアイテムが無いので、柱の支柱とかの表面に大理石のテクスチャを貼り、組み合わせて、作った。縦の支柱を選択して、カメラを寄せてみる。
3Dビュー:仮想的な観察
仮想的な観察は、架空の人物を設定できる。3Dビュー>仮想ビジターを修正する>で。
距離の他、目の高さや、見る角度等を設定できるのだが、「視点の角度」これが問題。
初期設定では47度になっている。つまりこれが画角になるわけだ。
47度とは、カメラで言えば一般に標準レンズと呼ばれる50mmに値する。
画角を変える事で、見える画面も違ってくる。
望遠レンズ 105mm 画角23度
望遠レンズ 85mm 画角29度
標準レンズ 50mm 画角47度
広角レンズ 35mm 画角63度
広角レンズ 28mm 画角75度
サンプル写真:
品質は2番目に低いやつ。
X 829.6
目の高さ 170cm
アングル・ボディ -180
アングル・ヘッド 17.8
以上は固定、手前の十字架が同じサイズに見えるよう、Yの距離のみ変えてみた。
ニコンさんのページがわかりやすい。
まさかこんな事で、再びカメラの勉強をするとは。
まさかこんな事で、再びカメラの勉強をするとは。
レンズが広角になればなるほど周囲は歪むわけだが、これは単眼のカメラだからで、複眼の人の目が見た時とは違う。
そもそも人だって中央の物に視点を合わせたら、周囲はぼんやりとしか認識してないし。ハジの物を見るときには、すでに視点(ピント)がハジに移動しているわけだから。
50mmレンズは人の目に近い、と言う意味で「標準レンズ」って言われているわけだが。
パースはパースでしかなく、自分の見た物とは違ってて、じゃあ絵を描く時の表現は?などと悩んでみたりする。
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