疑似恋愛か、代償行為か

2022/01/24

雑記 - 創作関連

 おそらくは、蔓延防止で何度目かのスポーツ施設閉鎖だと思う。また暇になるのか。
 二次小説3本書いたけど、なんか文章書きたい欲が残ってる。残ってはいるが、ネタが無い。どうせならオリジナルでいきたいなとは思う。ウラシマンはもう、あれ以上書くネタが無い。
 そもそも二次小説を書くことに、少々の後ろめたさがある。(さんざん書いて何言ってんだ、とは思うが)著作権侵害だし。仮にも、かつて一般販売される著作物を編集していた立場ではあるし。
 だから、こそこそっと書いた。あ、いや、ブログ村にも人気ブログランキングにも小説の匣にも登録してるけど(笑)

 なんか、ロマンス書きたい。などと思うのは年のせい? オリジナルでロマンス書いた事、無いわー。ミステリーが好きだから、昔に書いたのもそれっぽいのだし。事件の動機に恋愛絡めても、それをメインに書こうとは思わなかった。
 今更にロマンスに惹かれるのはなぜか。それは現実に無いからだ。若い頃ならいくらでもリアルに存在していた感情は、さすがに歳を重ねれば無くなる。相手に対する感情は激情のような若さを持たない。
 人間は動物だ。恋愛の根底にあるのは繁殖行為だ。自分にとって望ましい相手を見つけるための感情だ。より優れた種を見つけるための。何をもって「優れた種」とするかは個人によって様々だが。
 ただ動物ではあっても、イコール繁殖では無いのが人間。同性愛もあろうし、繁殖を目的としない関係や、繁殖できない年齢でも恋愛感情は発生するからだ。これはなぜだろう。
 恋愛は面白い。楽しさも喜びも苦しさも辛さも含めて、面白い。自分に大きな感情のうねりが訪れるのは、ある意味、お手軽な娯楽だと思う。だって大抵の人生なんて、ドラマティックじゃ無いんだから。

 オリジナルで書きたいとは思えども、ネタが無い。もやっとしたアイデアはあっても、まだ話としての形を成して無い。とりあえずは、今まで書いた二次小説を読み返し、手直しするかな、と思う。
 ルードビッヒへの疑似恋愛は、代償行為なのだ。過ぎ去った青春への。

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