結局の所、未来警察ウラシマンの中古DVD-BOXを購入してしまった。
届いたのは7月下旬だけど、東京オリンピックが始まってライブ中継観たり、見逃し配信観たりなどして、その合間合間にちょこちょことDVDを観るという状態。
やっぱりルードビッヒは、素敵。
本放送時も思ったが、あのルードビッヒ達の墓は誰が建てたの?
そもそも、あそこに彼らの墓があると、なぜリュウは知ってるの?
たまたま歩いてきた先にあった、という感じじゃないよね。
「そういや旦那、この前パトロールしてたら××地区の高台にルードビッヒ達の墓があったんだぜ。もともとひとつしか墓のない所だったけど、なんか増えてて、見たらルードビッヒ達の墓だったんだよ!」「誰が墓を建てたんだろう」「ネクライムの残党じゃないのかなー。ただ、なんであそこなんだろう?」みたいな前振りくらい、欲しかった。
ジタンダがあの場所に行ったのは、わかる。どうやらルードビッヒ様が大切に想う人が眠る場所。ふと行ってみたってとこか。そしたら墓がある。でも気づけよ、墓建てたの誰よ。
クリスタル・ナイツ・ネクライムが裏の世界を掌握したのであれば、そりゃ構成員は多いでしょうよ。中には死した総統を悼み、墓を建てる者はいるかもしれない。
でも場所が問題、そこがポイント。
ジョセフィーヌの墓の隣にルーちゃん、それを守るように他の面々。ジョセフィーヌの墓というプライベートな事を知っている者でなければ、その地を選ばない。
知ってるの、誰?
・死んじゃった、7人。
・ジタンダ自身は着の身着のままというか、ズダボロ状態で靴すら履いてない。墓建てる金銭的余裕なんぞ、あるはずも無い。
・フューラーなら調査で知ってるかも。でも墓建てないよね、裏切り者達の墓なんて。娘はただの捨て駒だし(後述)。第一「時間が無い」と自分の事で手一杯。ルードビッヒとの決戦の後、1日か2日後にウラシマンとの決着だし。
ほか、いないじゃん!
そりゃー「死んじゃった誰か」が建てたんでしょうよ。
彼らの死亡は12月10日、リュウとジタンダの墓参りが12月24日。2週間か。
傷の手当てなどして、潜伏活動体制整えて、金に糸目をつけずに墓の発注すれば・・うん、2週間で墓建つよね。
組織が壊滅したとは言っても、隠し資金はあるでしょうよ。スイス銀行に口座複数あるかな? 各地に活動資金隠すとか、いくらでもありそう。
「自分達のお墓を建てるのは楽しかったわよ」なーんて、ミレーヌに言って欲しかったな。
だから、気づけよジタンダ。誰が建てた墓か。暗にジタンダへのメッセージだったのかね? 生きてるぞ、と。あとは体制整えるまでのカモフラージュ的な?
フューラーは、人を信用してなかった。まあそりゃ、10代?の頃に秘密警察から逃れるために地下活動。他人の心を操りたいと言うほどで、裏の世界で生きてきて犯罪組織作っちゃうくらいだから、他人は信じられないよね。
リュウに「血を分けた兄弟」と言いながら、自分のための道具としてのウラシマンにしか興味はなかったし。そもそもこの2人、数日間しか一緒にいなかった。お互いに名乗りすら、してない。
ミレーヌは若い愛人が産んだ子かなー。別に愛が無くても愛人は作るでしょ。
その愛人は事故か病気で早々に死んでるとか。若い男作って子供置いて逃げるパターンもあるけど、それやると裏切り者として自分の命が狙われるから、なさそう。
フューラーがミレーヌ手元に置いたけど、一流の家庭教師付けて、ハイティーンまでお城暮らし。その後はフランスのソルボンヌ大学あたり、雰囲気だわ。父は数ヶ月に1度現れて食事を共にする程度。でも父の恐ろしさは知っている。
私のミレーヌの推定年齢は女盛りの30歳かな。80年代、30歳は大人だったと思う。現代の30歳は、ようやく大人って感じ。
いや、これは私の想像、私の妄想。
フューラーは飼い猫ミャーに何の感情も無かったけど(あるいは、たまたま家の中に入り込んだ野良猫?)、自分の娘すら駒でしか無い。
ルードビッヒの暗殺を命じておきながら、それが成功したって崩れる城からミレーヌを助けるそぶりも無い、愛情のひとカケラもないよね。まあ、彼女は拒否するでしょうが。
ミレーヌは父の命令というより、ルードビッヒが負けると思ってた。父に彼を殺されるよりは、いっそ自分の手で⋯⋯自ら殉じるのは覚悟の上だし。
海賊ドレドとの間に友情があったようだが、それは別の世界に生きているからかね? 自分のテリトリー外の人物だから? でもその後の交友は無かった。不要な者とは関わらない姿勢?
影武者のアンドロイドに優しかったって、そりゃー人間じゃないもん。自分そっくりのアンドロイド、自分を裏切らない機械。自分自身だもん、心も許すわさ。
科学者Qは信用してたか。有能で忠実な部下。でもコスモパワーで生まれ変わっても、助け出す事も無く。つまりはその程度の存在。
リュウの言う「おまえには友達が必要だったんだよ」まさに、その通りか。
ひたすらネクライム側の事ばかり書いてるけど、マグナポリス側も良かったよ、うん。
リュウとクロードのバディ関係は好ましかったし、ソフィアは「ぶりっ子」っていう程でも無い。が、ふたりが女性にデレている時に怒るのは定型ではあるが、私には理解不能。私はお嬢ちゃんには興味が無いので。別に嫌いでも無く、興味が無い。ヒロインとしては普通。
おやっさんは頼れる存在がいいんだが、超能力に詳しい?のがよく分からん。ソフィアの超能力の素質を見抜いたって、どこで見抜いたの? 漠然としすぎて、も少し何か理由付けが欲しい。
ルードビッヒの事ばかり考えてて、これを恋といふのであらうか?
大昔のアニメ、声優はすでに故人ともなれば、過去の物を探すしかない。DVD-BOXも、設定資料集も後年に発行された物だから、塩沢さんの感想的な記事は無い。当時が知りたい。
塩沢兼人さん出演作品リスト で塩沢さんのインタビューが掲載しているという情報、マイアニメをネット古本で購入したりする。
マイアニメなんて知らなかったよ。アニメージュくらいしか知らんし、アニメ雑誌を購入する事無かったから。
塩沢さん、最初はクロードのオーディションだったのね!(マイアニメ1983年6月号)ほんのちょこっとのインタビューでも、当時の息づかいが感じられて、少々心が慰められる。
(ついでに当時のアニメ界の様々な記事が懐かしい。しかも吾妻ひでお先生の連載マンガも載ってた! 新谷かおる先生も!)
今日も「Crystal Knights NECRIME」を聞いている。最高よ!
ときめく心、ホント大事よね!
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