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思い出せない本

2026/04/30

雑記 - ただの、つぶやき

 いまだに記憶にある小説のラストシーン。しかし、そこしか覚えていない小説。なんとなく再読したくてAIなどに尋ねてみるが、わからない。
忘れた本のタイトルを探すウェブサイトとかあるけど、私の記憶にあるのはラストシーンだけなので、ネタバレになってしまうかと躊躇する。

 たぶん40〜45年くらい前? テレビドラマで見た。ドラマの後に原作小説も読んだ。日本の、おそらく社会派小説だろう。主人公は中年男。
 事業に失敗したか、社内政治で負けて失職したかで、家も失う。わずかな家財をリヤカーに乗せて「引っ越しだ」と妻と幼い子を連れながら、夕方(あるいは夜)の道をさまよう。
子供が「おとうさん(あるいは、おとうちゃん? パパ?)、新しいおうちは、どこ?」とたずねても、もう少し、もう少し先だ、と口にしてリヤカーを引く男。しかし行くあては無い。
 という、救いの無いラストシーン。
 当時は、え? これで終わりなの? と、よく理解できないような話。原作はどうなのかと小説を読んだが、ラストは同じであった。

 強烈に記憶に残ったラストシーンゆえに、あの本を再読してみたいと思う。最近、風邪で2日ほど寝込んだが、その時も(何の本だったかなー)と布団の中で記憶をさぐったが、まるで思い出せなかった。
 城山三郎? 清張さんは違いそうだな。うーん、あと誰だろう?
小説の匣

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